楽天ペイメントと楽天ウォレットは2月24日、ビットコインなどの暗号資産を電子マネー「楽天キャッシュ」にチャージし、楽天ペイ(アプリ決済)を使って買い物できるようになったと発表した。楽天によれば、国内で初めて、暗号資産のチャージで取引金額に制限なく手数料無料にしたという。
チャージできるのは1ヵ月に10万円まで
対象の暗号資産(仮想通貨)は、楽天ウォレットの現物取引サービスで利用できるビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)。チャージできる楽天キャッシュの額は、1ヵ月の累計で最低1000円から最大10万円まで。なお証拠金取引専用アプリ「楽天ウォレットPro」で運用している暗号資産は「楽天キャッシュ」にチャージできない。
チャージした楽天キャッシュは、楽天市場など楽天グループの各種サービスだけでなく、楽天ペイ(アプリ決済)や楽天ポイントカードアプリ(プラスチックカード型の楽天ポイントカードは対象外)を使うことで、スーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストアなどでの支払いに充てられる。
楽天ウォレットは2019年末から、楽天ポイントをビットコイン(BTC)などの暗号資産)に交換できるサービスを提供していた。
|文・編集:濱田 優
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