米国3位のカード会社、暗号資産事業への参入を検討

アメリカ第3位のクレジットカードブランド「ディスカバー・フィナンシャル(Discover Financial)」が、暗号資産(仮想通貨)事業への参入を目指しているようだ。

ディスカバー・フィナンシャルは2日、暗号資産ビジネスを担当するブロックチェーン&デジタル通貨プロダクトマネージャーの募集を開始した。この職務は、暗号資産ビジネスへの参入機会を捉え、経営層にテクノロジーについて教育し、事業展開を管理すると募集要項には書かれている。

同社の5700万枚の発行済みカードを、いかにして暗号資産ビジネスに活用しようとしているかはわからない。2日に掲載された求人からは、ディスカバー・フィナンシャルの計画がまだ策定中であり、様々な可能性を検討していることしかわからない。

米CoinDeskはディスカバーにコメントを求めたが、返答はまだない。

求人情報からは、少なくとも同社がカード業界の暗号資産への参入競争に追いつこうとしていることはわかる。VISAとマスターカードはすでに同様の取り組みを先行させている。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸、佐藤茂
|画像:Shutterstock
|原文:Discover Financial Planning a ‘Roadmap’ for Crypto, Blockchain Products