DMMが米国株19銘柄追加、マーケットメイク制度に外国株・債券が追加ほか──3/13~3/19の投資・FXニュース

日本取引所、「マーケットメイク」対象ETFに米国株・米国債券追加

日本取引所は3月15日、東証のETF市場流動化のための施策「マーケットメイク制度」について、「外国株式」および「外国債券」ETFの追加を発表した。4月1日以降、銘柄の見直しが行われる。

「マーケットメイク制度」は、ETFの流動性向上のため2018年7月2日に導入された。対象ETFごとに金融機関を「マーケットメイカー」として指定し、「気配提示義務(注文を継続的に出す義務)」を課す。気配提示義務を履行したマーケットメイカーはインセンティブを受け取れる。

これには、対象ETFの注文量を増やし、適正な価格で取引が成立しやすくなるよう促す狙いがある。

今回の追加対象は「NASDAQ100」「ダウ・ジョーンズ工業株」および「米国債1-5年」「米国債10年超」指数への連動を目指す以下のETF。

NASDAQ100

・NEXT FUNDS NASDAQ-100連動型上場投信 <1545>
・上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし <2568>
・MAXISナスダック100上場投信 <2631>

ダウ・ジョーンズ工業株

・NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信 <1546>
・上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり <2562>

米国債1-5年

・iシェアーズ 米国債 1-3 年 ETF <2620>

米国債10年超

・iシェアーズ 米国債 20 年超 ETF(為替ヘッジあり)<2621>

SBI証券、「投信マイレージ」付与率引き上げ&大口信用条件拡充

SBI証券は3月15日、投資信託の月間保有金額に応じて「Tポイント」の付与を行う「投信マイレージ」について、一部の低コスト投資信託の付与率の引き上げを発表した。実施は4月1日から。

投信マイレージの付与率は銘柄によって異なり、低コスト投資信託は低い傾向があった。今回、最大0.02%引き上げる。

また、信用取引手数料が無料になる「大口優遇プログラム」の条件緩和も同日発表した。現行では新規約定代金や建玉残高が日次で判定され、優遇期間は翌営業日に限られていた。

今後は月次の判定条件が新設され、新規約定代金のほか、貸株や投信の残高による判定も受けられる。優遇期間も伸び、1か月または30営業日に延長された。優遇内容も拡大された。対象者は信用取引手数料の無料化に加え、「プレミアムニュース(1か月税込9,980円)」も無料になる。

新しい大口優遇プログラムは2月22日約定分より判定され、最短3月23日から適用される。

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DMM、米国株19銘柄追加

DMM.com証券は3月17日、株式取引サービス「DMM株」において、新たに19の米国上場銘柄を追加した。旅行予約サイトの「エアビーアンドビー」や食品配達の「ドアダッシュ」など15の個別株式のほか、3本のETFと1本のAFRが追加された。

今回の追加で、DMM株の米国上場銘柄の取り扱いは、個別株式で935銘柄、ETFで87銘柄、ADRで117銘柄となった。

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松井証券ポイントが、dポイントと交換可能に

松井証券は3月17日、「松井証券ポイント」の交換対象に「dポイント」を加えると発表した。対応は3月26日19時からの予定で、松井証券ポイント100ポイント以上から交換できる。交換レートは1:1。

松井証券ポイントは、同社のクレジットカード「MATSUI SECURITIES CARD」の利用か、または松井証券の投資信託月間保有額に応じて付与される。付与率は、クレジットカードの場合は利用額の0.5%、投資信託月間保有額の場合は松井証券が受け取る信託報酬(税抜)から0.3%差し引いた率だ。

なお、投資信託月間保有額での付与については、通常は現金で行われる。松井証券ポイントでの付与を受けるためには、別途「投信サポートダイヤル」で手続きが必要だ。

dポイントへの交換は、dポイントクラブへの会員登録後、松井証券サイト「ポイントメニュー」から行う。

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マネパ、「空港外貨受取サービス」終了

マネーパートナーズは3月18日、外貨を空港で受け取れる「空港外貨受取サービス」の終了を発表した。

同社は2020年3月31日にサービスの受付を停止していたが、新型コロナウイルスの影響で海外渡航者の減少に伴い、4月17日で正式にサービスを終える。

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キャンペーン関連情報

トレイダーズ証券、「LIGHT FX」で第3弾スワップキャンペーン開始

トレイダーズ証券は3月15日、同社運営の「LIGHT FX」において、「南アフリカランド/円」および「トルコリラ/円」のスワップキャンペーンを開始した。キャンペーン期間は4月9日まで。

同キャンペーンは「南アフリカランド/円」と「トルコリラ/円」両通貨ペアのスワップポイントについて、業界最高水準を目指すもの。「みんかぶFX年間ランキング」の「スワップ部門」において、2年連続1位獲得を受けて行う。今回で3回目。

発表時、3月15日配信予定のスワップポイントは、「南アフリカランド/円」では10万通貨の買いで71円、「トルコリラ/円」は1万通貨の買いで45円としていた。実際には、3月15日の「南アフリカランド/円」のスワップポイントは、10万通貨の買いで100円が付与されたようだ(「トルコリラ/円」は予定通り、1万通貨の買いで45円)。

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|文・編集:coindesk JAPAN編集部
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