ビットコイン、アジア時間で続伸、6万4000ドルを超える

13日の北米市場で史上最高値を更新したビットコインは14日、アジア時間で続伸。日本時間15時現在、6万4300ドル近辺を推移している。

CoinDeskのデータによると、暗号資産のビットコインは過去24時間で6%以上も値を上げた。時価総額は1兆2000億ドル(約130兆7000億円)に膨れた。

暗号資産取引所と、暗号資産のカストディ(管理・保有)事業などを手がける米コインベースは14日、ナスダックでの株式公開(直接上場)を行うが、同社の時価総額が10兆円を超えるとの見方が市場からは聞こえてくる。

暗号資産業界を代表するコインベースの超大型上場は、ビットコインを中心とする暗号資産が一般にさらに普及する可能性があると市場関係者は話す。

米投資銀行のゴールドマン・サックスと証券取引所のナスダックは、コインベースの株式の参照価格を250ドルに設定。参照価格(Reference Price)は上場株が取引を開始する際に基準となる価格のことで、この価格とコインベースの推定2億6620万株の発行済み株式数を基にすると、同社の評価額は665億ドル(約7.2兆円)になる。

|編集:佐藤茂
|トップ画像:Shutterstock