ビットコインの価格が下落を続け、5万ドルの心理的サポートラインを割り込んだ。
米CoinDeskによると、日本時間23日17時時点、ビットコインは4万8000ドル付近で推移し、過去24時間で約12%も値を下げた。
「オンチェーンデータは依然、長期的な強気市場を示している。短期的には、個人投資家の間で市場が過熱しており、広いレンジで横ばいに推移する可能性もある」と韓国に拠点を置くブロックチェーン分析会社クリプトクワント(CryptoQuant)のCEO、キ・ヨン・ジュ(Ki Young Ju)氏はコメントした。
ビットコインは、21%下落した後に急回復して6万4900ドル付近の史上最高値を更新した2月以来となる最大の下落幅で、週末を迎えようとしている。
テクニカル分析では、4万9400ドル付近の100日移動平均を割ると、4万6000ドル付近まで下落する可能性がある。
他の暗号通貨も大きく下落している。リップル(XRP)は約20%、イーサリアム(ETH)は約13%下落となっているほか、CoinDesk 20のほぼすべての暗号資産が過去24時間で下落している。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸、佐藤茂
|画像:CoinDesk
|原文:Bitcoin Breaks Below $50K as Market Sell-Off Continues