ビットコイン(BTC)が6月中旬以来となる4万ドル超えとなったため、トレーダーが市場に戻ってきている。アーケーン・リサーチのレポートによると26日、ビットコインの1日あたり取引高は92億ドル(約1億円)に達し、6月22日以来の高水準となった。
ビットコインの取引高は減少傾向にあったが、これはウォール街が夏休みに入っていることも一因と見る向きもある。ビットコインは5月以降、精彩を欠き、3万〜4万ドルのレンジにとどまっていた。
「ビットコインの強さのなかでの取引高の上昇は、強い回復が買い手の流入にサポートされていたことを示しており、市場にとって健全なサインだ」
レポートによると、注目すべきは取引高が依然として低迷し、26日の反発の前に4日連続で30億ドルを下回ったことだという。
「全体的に見て、7日間の平均取引高は依然として年間平均を大幅に下回っている。ビットコインの取引はこの夏はまだ低調なようだ」とアーケーン・リサーチはレポートに記している。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Arcane Research
|原文:Bitcoin Trading Volumes Returned as Price Spiked Over $40K