米フィデリティ、ビットコインマイニング企業に投資──株式7.4%を取得

投資信託大手のフィデリティ・インベストメンツ(Fidelity Investments)がビットコインマイニングを手がかるマラソン・デジタル・ホールディングス(Marathon Digital Holdings)の株式7.4%を約2000万ドル(約22億円)で取得した。フォーブスが伝えた。

取得は7月22日に行われ、同社の4つのインデックスファンドが保有している。

フィデリティ・インベストメンツは約5兆ドル(約550兆円)の運用資産と3500万以上の顧客を有する世界最大級の金融サービス会社。
今回の投資は、暗号資産関連企業に対する機関投資家や個人投資家の関心の高まりを反映している。

フォーブスによると、マラソンにはフィデリティのほかにも、バンガード、サスケハナ、ブラックロックなど、複数の大手機関投資家が大規模な投資を行っている。

マラソンの株価は5日、4%以上上昇した。フィデリティのニュースが影響した可能性がある。マラソンの株価は、この1年で600%以上上昇している。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Fidelity Takes 7.4% Stake in Marathon Digital