イーサリアム先物ETFの申請取り下げは、ビットコイン先物ETFにプラス──年内にスタートと予想:アナリスト

先週、VanEckとProSharesが突然、イーサリアム(ETH)先物ETF(上場投資信託)の申請を取り下げたことは、米証券取引委員会(SEC)によるビットコイン(BTC)先物ETFの承認に向けて良い兆候だとブルームバーグ・インテリジェンス(Bloomberg Intelligence)のETFアナリスト、ジェームズ・セイファート(James Seyffart)氏は述べた。

VanEckとProSharesは申請のわずか2日後に申請を取り下げたが、これはSECがイーサリアム先物ETFがが承認される可能性が低いと指摘したことを示していると、セイファート氏は24日に記した。

しかし、両社のビットコイン先物ETFの申請が他の数社の申請と同様に今も有効であるという事実は、見通しがポジティブであることを示しているとセイファート氏は述べた。同氏は、少なくとも1つのビットコイン先物ETFが第4四半期に、おそらく早ければ10月にスタートすると予想している。

これらのビットコイン先物ETFの多くは、SECのゲイリー・ゲンスラー委員長がビットコインETFよりもビットコイン先物ETFを好意的に見ていることを示した後に申請されたものだ。

実際にビットコイン先物ETFが順調に運用され、イーサリアム先物の建玉と出来高が増え続ければ、イーサリアム先物ETFが承認される日もそう遠くはないとセイファート氏は考えている。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
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|原文:Withdrawal of Ether Futures ETF Proposals Good Sign for Bitcoin Futures ETF: Analyst