ムーディーズ、DeFiリサーチスタッフを募集──CBDC、ステーブルコイン、NFTも視野

世界最大級の信用格付け会社、ムーディーズ・インベスターズ・サービス(Moody’s Investors Service)は「DeFi(分散型金融)が既存エコシステムに与える広範な潜在的影響」を把握するために、暗号資産アナリストの採用を検討している。同社の求人広告で明らかになった。

ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、スタンダード&プアーズ(S&P)、フィッチ・グループ(Fitch Group)と並ぶ3大信用格付け会社のひとつ。ロンドンとニューヨークで募集しているこのポジションの候補者について、次のように記している。

「ブロックチェーンと暗号資産、さらにDeFiに関する理解と実用的な知識を深め、DeFi、CBDC、ステーブルコイン、NFTなどについてのリサーチ分析をサポートする」

CoinDeskは同社に取材を試みたが、当記事執筆時点でまだ返答はない。

同社は暗号資産アナリストのほかにも、暗号資産分析フレームワークデザイナーやシニア・ブロックチェーンアナリストなども募集している。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Moody’s Wants to Get Its Head Around DeFi