ビットコイン(BTC)は、7日の急激な下落を経て、4万6000ドルの200日移動平均線付近で横ばいとなっている。24時間では約8%下落。
過去1カ月の上昇の勢いは鈍化しているが、買い手は8月6日に達成した4万2000ドルの上抜け水準付近のサポートを守ることができた。だが、5万5000ドル~6万ドルのレジスタンスが依然として強いため、買いは限定的なものになる可能性がある。
4時間足チャートの相対力指数(RSI)は、8月6日に4万2000ドルを超えて以来で最も売られ過ぎの状態を示している。つまり、買い手は現在のサポートレベル付近に戻ってくる可能性がある。
だが、日足チャートのRSIは先月の買われ過ぎ水準から低下しているため、上値は限られているようだ。
今月はボラティリティが戻ってきているため、4月の高値を下回る可能性が高く、7日の急落の余波で買い手のパワーは制限されている。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk, TradingView
|原文:Bitcoin Stabilizes Around $46K After Selloff; Resistance at $50K