およそ20時間のダウンを経て、ソラナ(Solana)ブロックチェーンは米東部時間午前1時30分過ぎにネットワーク全体にパッチ(修正用プログラム)を適用することに成功、復旧した。
「And we’re back!」とある開発者はソラナのDiscordサーバーで宣言した。ここでは14日から15日にかけて、多くのやり取りが展開された。
ソラナのエコシステムでは、注目を集めた障害が解消され、安堵の声が上がった。だがソラナ財団(Solana Foundation)が運営するツイッターアカウントによると、パッチ適用直後は不完全な状態が続くようだ。
The Solana validator community successfully completed a restart of Mainnet Beta after an upgrade to 1.6.25. Dapps, block explorers, and supporting systems will recover over the next several hours, at which point full functionality should be restored.
— Solana Status (@SolanaStatus) September 15, 2021
「ソラナのバリデーターコミュニティは、1.6.25へのアップグレード後、メインネット・ベータ版の再起動に成功した。Dapps(分散型アプリ)、Block Explorer、およびサポートシステムは、今後数時間で回復し、その時点で完全に機能を回復しているはずだ」
トレーダーは、このニュースを受けて明るい表情を見せた。暗号資産ソラナ(SOL)はすぐに3%以上上昇したが、まだ昨日の高値には及ばない。ソラナは13%下落し、一時は140ドル台半ばとなっていた。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Solanabeach.io
|原文:Solana Mainnet Back Online After Day in the Dark