ビットコインへの信頼回復傾向──暗号資産ファンド、7週連続の流入超

暗号資産(仮想通貨)ファンドは10月1日までの1週間で9000万ドルの流入超となった。流入超は7週連続。

コインシェアーズ(CoinShares)が4日発表したレポートによると、ビットコイン(BTC)ファンドは6900万ドルの流入超となった。これで3週連続で流入超となり、流出が目立った過去数カ月間の傾向は逆転しつつある。

「投資家の間でビットコインに対する信頼が高まっていることや、米証券取引委員会(SEC)と連邦準備制度理事会(RB)の緩和的な発言が市場センチメントの決定的な変化をもたらしたと考えている」(コインシェアーズ)

イーサリアム(ETH)ファンドも2000万ドルの流入超となった一方で、アルトコイン関連のファンドは投資家の関心が薄れているようだ。

バイナンスのBNB、ポルカドット(DOT)、テゾス(XTZ)のファンドは、それぞれ80万ドルの小規模な流出超となった。カルダノファンドは110万ドル、ソラナファンドは70万ドルの流入超となった。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinShares
|原文:Crypto Funds Draw $90M in New Money as Confidence Returns