米暗号資産取引サービス大手のコインベース(Coinbase)と全米バスケットボール協会(NBA)は、複数年のパートナーシップ契約を締結した。
契約は、女子全米バスケットボール協会(WNBA)、NBA Gリーグ(NBAの下部リーグ)、NBA 2Kリーグ(eスポーツリーグ)、USAバスケットボール(ナショナルチームを統括する組織)にも及ぶという。コインベースが19日に発表した。
「パートナーシップの一環として、NBAとWNBAの素晴らしいコミュニティや世界中のアスリートとの結びつきを強めるためのインタラクティブな体験を創造していく」とコインベースのチーフ・マーケティング・オフィサー、ケイト・ルーシュ(Kate Rouch)氏は声明で述べた。
NBAはすでに暗号資産業界との取り組みを進めている。人気NFTトレーディングカード「NBA Top Shot」を手がけるダッパーラボDapper Labs)とのパートナーシップ契約は、今年初めにNFT(ノンファンジブル・トークン)がブームとなるきっかけとなった。
一方、米大リーグ(MLB)は7月、暗号資産デリバティブ取引所FTXと提携している。
コインベースは1週間前にNFT事業への参入を発表しており、現在、200万人以上のユーザーがウェイティングリストに登録している。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
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|原文:Coinbase and NBA Sign Partnership Deal