2021年10月にアメリカ初のビットコイン先物ETF(上場投資信託)の取引が始まり、ビットコインの時価総額は同月に、過去最高となる約2兆5000億ドル(約285兆円)まで膨れた。2022年のグローバル「暗号資産」市場は、どのように動いていくのだろうか?
その見通しをチェイナリシス(Chainalysis)の日本の代表者、さらに専門家を招いて議論するイベント「『暗号資産』の地政学──2022年の「クリプト市場」を見通す【Powered by Chainalysis】」が、11月29日(月)午後7時、オンライン(Zoom)で開催される。事前申し込み登録をすれば、無料で参加可能だ。
btokyo membersが主催、coindesk JAPANがメディアパートナーを務める。協賛は、暗号資産取引のリスク分析で世界をリードするChainalysis Japan株式会社。
申し込み(参加無料)
世界の各地域において暗号資産はどう普及していくのか?
本イベントは、グローバルな暗号資産において、米証券取引委員会(SEC)や中国政府など主要国にどのような規制の動きがあり、なぜ東南アジアで暗号資産が急拡大しているのかなど、「各地域の動きがグローバル市場にどのような影響を与えているのか?」を見る内容だ。
グローバル市場において暗号資産取引のリスク分析をリードする「チェイナリシス(Chainalysis)」の日本の代表者である山田陽介氏と重川隼飛氏が「暗号資産の地政学」をテーマにプレゼンテーションを行い、東京ハッシュ代表取締役社長の段璽氏やメルカリR&Dブロックチェーンの栗田青陽氏と共に、2022年の暗号資産市場の見通しを議論する。モデレーターはcoindesk JAPAN・編集長の佐藤茂氏が務める。
なぜ世界の各地域において暗号資産の普及に差が生まれるのか? 中国のデジタル人民元をはじめとするデジタル通貨が与える影響は? 本イベントは、金融機関や暗号資産の事業に関わる担当者はもちろん、経営企画・事業戦略や新規事業開発に関わる方々、また暗号資産の最新動向や将来の見通しを知りたい人にとって必見の議論になるはずだ。
山田 陽介氏|Chainalysis Japan株式会社 Country Manager – Japan
2021年6月に、Chainalysisの日本カントリーマネージャーに就任。日本の政府機関や暗号資産取引所・金融機関・民間企業を対象に、暗号資産に関する犯罪捜査やコンプライアンス対応に貢献できるよう、ビジネス展開を推進している。
また、日本の代表的なシステムインテグレーターやチャネルパートナーとの連携も進めている。Chainalysis入社以前は、外資系ソフトウェア企業やFintech企業等にて、官公庁向けの営業やマネジメント業務に従事。
重川 隼飛氏|Chainalysis Japan株式会社 Senior Solutions Architect
2020年2月に、Chainalysisにアジア太平洋地域初のプリセールス担当として入社し、官公庁や民間企業を対象に、営業活動から顧客サポートまで、日本やアジアにおけるビジネス展開で幅広い職責を担う。豊富な経験や知見をもとにブロックチェーン分析の専門家として講演やトレーニングも行い、当分野の知識・ノウハウの普及に力を注いでいる。
Chainalysis以前は、ITベンダーやコンサルティングファームにて、エンタープライズITやサイバーセキュリティ分野のコンサルティングやプリセールス活動に従事。
段 璽 氏|東京ハッシュ株式会社 代表取締役 株式会社HashKey DX 代表取締役
ブロックチェーン業界で6年以上の経験があり、元中国の大手ブロックチェーン会社Wanxiangブロックチェーンのプロダクトディレクター。ソニーグループ(東京)でソフトウェアエンジニアとしてキャリアをスタート。吉林大学でコンピュータサイエンスの学士号を取得。
【著書】
『中国ブロックチェーン技術とアプリケーション発展白書』(2016年、中華人民共和国工業情報化部発行)
栗田 青陽 氏|株式会社メルカリR4D Research Engineer
2012年同志社大学社会学部社会学科卒業、株式会社アスタリスクにてアプリ開発。2015年株式会社はてな入社。2018年株式会社メルペイに入社しブロックチェーン関連の研究開発を開始。2019年4月より現職。
モデレーター:佐藤 茂 氏|coindesk JAPAN 編集長
ブルームバーグ(Bloomberg)、ダウ・ジョーンズ(Dow Jones & Co.)で約15年間、金融、M&A、IPO、スタートアップ、エネルギー分野などを担当し、取材・記事執筆活動を行った後、米Business Insider日本版の創設メンバー・Managing Editor(副編集長)として参画した。2019年より現職。
MC:久保田 大海 | coindesk JAPAN / btokyoコントリビューター
coindesk JAPAN/btokyoコントリビューター。編集者。慶應義塾大学法学部卒業後、NHK出版に入社。編集担当作に『教養としてのテクノロジー』『ITビジネスの原理』『ゲーミフィケーション』『VRビジネスの衝撃』など多数。主にテクノロジー領域の編集を得意としており、海外アジア圏への版権販売の実績多数。2019年にcoindesk JAPAN創刊編集長、日本最大級のブロックチェーンカンファレンス「btokyo」コンテンツプロデューサーを経て、2021年6月よりアカツキEdge Lab研究員。
申し込み(参加無料)
日時】2021年11月29日(月)19:00~20:30(予定)
【場所】オンライン(Zoom)
【URL】https://btokyomembars-23.peatix.com
【メディアパートナー】coindesk Japan
【協賛】Chainalysis Japan株式会社
【定員】200人
【参加申込】WEBサイトから参加登録
|テキスト:btokyo members
|編集:coindesk JAPAN
|写真:N.Avenue