マイニング最大手のビットメイン、アメリカでIPO再挑戦の可能性

世界最大の仮想通貨マイニングハードウエアメーカー、ビットメイン・テクノロジーズ(Bitmain Technologies)は、香港での新規株式公開(IPO)に失敗したが、アメリカで再挑戦するかもしれないとブルームバーグが報じた。

ブルームバーグは複数の情報提供者の話として、ビットメインが、早ければ2019年後半にアメリカでIPOをすべく、アドバイザーに相談をしていると報じた。ビットメインは今年7月、米証券取引委員会(SEC)に書類を提出する予定だという。

ビットメインは2018年9月に香港取引所(HKEX)にIPO申請したが、HKEXに難色を示され、申請は今年3月に期限切れを迎えてしまった

HKEXにIPO申請した際の調達目標額は30億ドル(約3230億円)だったが、アメリカでのIPOでは、目標額を約3~5億ドル(約323~538億円)にまで引き下げるかもしれないと情報提供者の1人は述べている。

アメリカでのIPOの準備はまだ初期段階にあり、変更される可能性があるともブルームバーグは付け加えた。

ブルームバーグによると、ビットメインはコメントを拒否している。

翻訳:Yuta Machida
編集:佐藤茂、浦上早苗
写真:Bitmain co-founder Jihan Wu image via CoinDesk archives
原文:Crypto Mining Giant Bitmain Said to Be Planning US IPO: Bloomberg