米商品先物取引委員会(CFTC)は6月25日、仮想通貨のデリバティブ商品を開発する米LedgerXに、ビットコイン先物商品を上場することができるライセンスを与えると発表した。
LedgerXが同委員会に申請していたのは「DCM」と呼ばれるライセンスで、「Designated Contract Market」の略語。日本語では「指定契約市場」となる。この申請が承認されたことで、LedgerXは同社が計画する現物で決済されるビットコインの先物商品を提供できる。
LedgerXは2018年11月にDCMライセンスの申請を行なった。以後、同委員会と承認に向けた協議を継続的に行なってきた。LedgerXはビットコイン先物商品の提供時期を明らかにしていない。
翻訳・抜粋:CoinDesk Japan
編集:佐藤茂
写真:LedgerXの経営陣(同社提供)
原文:CFTC Approves LedgerX to Settle Futures in Real Bitcoin