2021年は暗号資産(仮想通貨)にとって重要な1年となった。長年の仮説が実証され、SF的な多くのコンセプトがメインストリームになりつつある1年だった。
セレブがノンファンジブル・トークン(NFT)に取り組み、DAO(自律分散型組織)がブームとなった。米議会は暗号資産への課税を決めた。そして市場は……ご存知のとおりだ。
今の「暗号資産」は、1年前よりも、そして10年前よりもはるかに多くの意味を持っている。お金の未来、カルチャーの未来、そしておそらく、あらゆる未来につながっている。
「最も影響力のある人物」は、CoinDeskがこの幅広い領域のイノベーションを評価したものだ。まず読者によるアンケートで候補者を選び、次にスタッフが2度の会議を経て決定した。
Top10の人物は、開発、ビジネス構築、規制、ゲーム、アート、投資などの分野での優れた貢献が認められた。CoinDeskは、Top10の人物のポートレートの制作を10人のアーティストに依頼。作品のNFTをSuperRareやFoundationなどのプラットフォームで販売している。売上の最大20%はアーティストが選んだチャリティに寄付される。
またTop10に続く40人も選出。coindesk JAPANでは、合計50人の中から代表的な人物について、来週から個別に紹介していきます。
注目のTop10は以下のとおり。
サム・バンクマン-フリード(Sam Bankman-Fried)氏
FTX CEO
理由:暗号資産の世界で最も裕福で賢い20代となった。
NFTオークション:SuperRare
ロハム・ガレゴズロウ(Roham Gharegozlou)氏
ダッパーラボ(Dapper Labs)CEO
理由:人気NFTカードゲーム「NBA Top Shot」を開発し、暗号資産をスポーツの世界に広げた。
NFTオークション:SuperRare
ビットコインのタップルート(Taproot)開発者
理由:この数年で最大のビットコイン・アップグレードに貢献。
NFTオークション:Foundation
ジャック・マラーズ(Jack Mallers)氏
ストライク(Strike)創業者兼CEO
理由:エルサルバドルでのブケレ大統領との取り組み、ビットコイン・ライトニング・ネットワークの開発への貢献。
NFTオークション:SuperRare
イーロン・マスク(Elon Musk)氏
起業家
理由:ドージコイン(DOGE)を推奨──暗号資産市場におけるインフルエンサーの危険性を示した。
NFTオークション:SuperRare
チュン・グエン(Trung Nguyen)氏
スカイメイビス(Sky Mavis)CEO
理由:NFTゲーム「アクシー・インフィニティ」を開発。暗号資産を楽しいものにし、「プレー・ツー・アーン(プレーして稼ぐ)」を実現。
NFTオークション:Foundation
シンシア・ランミス(Cynthia Lummis)氏
米上院議員
理由:米上院でビットコイン推進派を主導。
NFT:SuperRare
ゲイリー・ゲンスラー(Gary Gensler)氏
米証券取引委員会(SEC)委員長
理由:暗号資産規制の難しさを認識。
NFTオークション:Known Origin
Do Kwon氏
テラフォームラボ(Terraform Labs)CEO
理由:マルチチェーンの未来への貢献。
NFTオークション:Open Sea
ケイティ・ハウン(Katie Haun)氏
アンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz)のゼネラルパートナー
理由:規制をめぐる政策議論をリードし、注目すべき投資を行っている。
NFTオークション:SuperRare
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk
|原文:Presenting CoinDesk’s Most Influential 2021