イーサリアム(ETH)は12月13日、8%を超えて下落。7月と9月の安値を結ぶ上昇トレンドラインを下回り、短期パターンは弱気に転じた。
協定世界時(UTC)13日を100日移動平均線を割って終え、長期間維持されてきたサポートレベルの3900ドルがレジスタンスとなった。
日足の相対力指数(RSI)は50を下回り、売りが優勢となっている。また週足MACDも0(ゼロ)を下回り、弱気トレンドを示している。
「週足のストキャスティックス(テクニカル分析指標の1つ)とMACDの両方が売りシグナルになっており、リスク管理が必要だ」とフェアリード・ストラテジーズ(Fairlead Strategies)のケイティ・ストックトン(Katie Stockton)氏は13日遅くに発表した週刊リサーチノートで述べた。
売りが拡大するとすれば、200日移動平均線の現在の水準である3250ドル付近がサポートとなるだろう。
ストックトン氏によると、月足MACDと長期トレンド指標は依然として強気シグナルを示しており、全般的な見通しは引き続き前向きだという。
「重要なことは、イーサリアムは11月に史上最高値を更新し、6000ドル付近を視野に入れたことで、長期的な強気の枠組みを提供していることだ」とストックトン氏は述べた。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:TradingView
|原文:Ether Breaks Short-Term Bullish Trendline, Support Below $3.3K