米銀大手バンク・オブ・アメリカは1月6日、暗号資産(仮想通貨)取引サービス大手、コインベース(Coinbase)の格付けを「neutral(ニュートラル)」から「buy(バイ)」に引き上げた。目標株価は340ドルのまま据え置いた。
コインベースは個人投資家の取引にとどまらず、収益多様化が進んでおり、この傾向は2022年に加速するだろうと同行は述べた。
ステーキング、ノンファンジブル・トークン(NFT)プラットフォーム、DeFi(分散型金融)プロダクトなど、さまざまなサービスの組み合わせによって、この傾向は進むと見ている。
また、こうした取引以外の収益源を拡大することで、機関投資家が同社への関心を高める可能性があるとバンク・オブ・アメリカは指摘。規制をめぐる不確実性が潜在的リスクとして存在するが、コインベースの「テクノロジーとイノベーション、ブランドはポジティブな差別化要因」と述べた。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
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|原文:BofA Upgrades Coinbase to Buy, Sees Revenue Diversification Beyond Retail Crypto Trading