米Hulu、メタバースやNFT進出のための人材募集

米動画配信サービスの「Hulu(フールー)」が暗号資産(仮想通貨)、ノンファンジブル・トークン(NFT)、メタバースに進出するための人材を求めている。

求人情報を見ると、「メタバース、あるいは暗号資産とNFTプラットフォーム」をバックグラウンドに持ち、同社が「ストリーミング以外の他の分野に進出」することを支える「カルチャートレンド・マーケティングマネージャー」を募集している。

Huluは、若い層が従来の方法とは異なる方法でコンテンツを消費していることに触れ、新興マーケットとして暗号資産とメタバースをあげている。

親会社ディズニーもメタバース、NFTに進出

親会社のディズニーも同様にNFT、メタバースに注目している。最近の求人情報では、NFTと拡張現実(AR)を注目すべき重要な技術トレンドにあげている。

ディズニーは11月、NFTコレクション「ゴールデン・モーメント(Golden Moments)」を発表。ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズのキャラクターをNFTマーケットプレイス「VeVe(ヴェヴェ)」で販売した。

さらにボブ・チャペック(Bob Chapek)CEOは11月、「メタバースのプラットフォームとしてDisney+を使う」ビジョンをCNBCに語っている。

ディズニーへのNFTへの関心は、リアルなパークにも広がっている可能性がある。求人情報によると、Disney Parks, Products and Experiencesは「NFT分野でのディズニーの取り組み」をリードする人材を求めている。

Huluに取材を試みているが、当記事執筆時点までに返答はなかった。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
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|原文:Hulu Targets `Streamers of Tomorrow’ as It Seeks Candidates With Metaverse, NFT Backgrounds