サッカー選手の報酬にトークン、国内初──「南葛」と「SHIBUYA CITY」

サッカークラブ「南葛SC」と「SHIBUYA CITY FC」は、選手に対する報酬の一部をクラブトークンで支払う契約を結んでいる。サービス基盤はフィナンシェ(本社・東京都渋谷区)が提供する。

フィナンシェによると「報酬の一部としてチームのクラブトークンを提供する取組は、国内スポーツチームにおいて初」という。海外では、アルゼンチン代表のリオネル・メッシが仏「パリ・サンジェルマン」との契約金の一部でファントークンを受け取っていたことが明らかになっている。

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南葛SCは、漫画「キャプテン翼」の原作者である高橋陽一氏がクラブの代表を務める社会人サッカークラブ。2021年6月に発行したクラブトークンでは、サポーター656名から4,200万円超のファンディングを達成している。

|取材、テキスト:菊池友信
|編集:佐藤茂
|トップ画像:南葛SCに入団した元日本代表の稲本潤一選手(フィナンシェの発表文より)