ノンファンジブル・トークン(NFT)ゲーム開発を手がけ、NFTやメタバースに積極的に投資しているアニモカブランズ(Animoca Brands)は、評価額50億ドル(約5700億円)で約3億6000万ドル(約410億円)を調達した。
昨年10月には、評価額22億ドルで6500万ドルを調達しており、3カ月足らずで評価額は2倍以上になっている。
資金調達はLiberty City Venturesが主導し、Winklevoss Capital、Soros Fund Management、10T Holdingsが参加。調達した資金は、買収や投資、製品開発などに充てるという。
アニモカ・ブランズは、プレー・ツー・アーンNFTゲーム「アクシー・インフィニティ(Axie Infinity)」、NFTトレーディングカード「NBA Top Shot」を開発したダッパーラボ(Dapper Labs)、世界最大のNFTマーケットプレイス「オープンシー(OpenSea)」など、150以上のNFTプロジェクトに投資している。さらにメタバース「ザ・サンドボックス(The Sandbox)」の株式の過半数を保有している。
最近では同社は、ソラナ(Solana)基盤のNFTプラットフォーム「Burnt Finance」の800万ドルの資金調達を主導した。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Animoca Brands
|原文:Animoca Brands Valuation More Than Doubles to $5.5B in Three Months