楽天が2月25日にNFT事業を開始する。第一弾として、アニメ「ULTRAMAN(ウルトラマン)」のコンテンツを発売する。同社は昨年8月に「Rakuten NFT」の事業計画を発表していた。
NFT(ノン・ファンジブル・トークン=非代替性トークン):ブロックチェーン上で発行される代替不可能なデジタルトークンで、アートやイラスト、写真、アニメ、ゲーム、動画などのコンテンツの固有性を証明することができる。NFTを利用した事業は世界的に拡大している。
第一弾となるNFTは、円谷プロダクションが制作する。限定ビジュアルとオリジナルエフェクトが入った「高画質エフェクト付きプレミアムデジタルアート」3種類を売り出す。完売した場合、約180万円の売上となる。
購入したNFTはマイページにコレクションされるほか、マーケットプレイスへの出品も可能だ。決済には楽天IDに紐付いたクレジットカードに加え、楽天ポイントも使用できる。
サービス開始日の2月25日には、オンラインローンチイベント「#Rakuten_NFTはじまる」を開催し、サービスや今後販売を予定するNFTコンテンツを紹介する予定。NFTには、LINEやメルカリなど国内の大手ITプラットフォーマーの参入が相次いでいる。
|取材、テキスト:菊池友信
|編集:佐藤茂
|トップ画像:楽天の発表文より