フィナンシェが「國光DAO」をスタート、Web3とメタバースでユニコーン創出目指す

フィナンシェは1月24日、同社代表の國光宏尚氏による「國光DAO」を立ち上げた。トークン販売によって集めた資金を元手に、日本からWeb3やメタバース領域でユニコーン企業の創出を目指す。

DAO(Decentralized Autonomous Organization=自立分散型組織):ブロックチェーンベースの組織や企業で、従来の組織構造の代わりにスマートコントラクトを使用して、共通の目的を達成するための仕組みを持つ。

Web3:Web3.0とも呼ばれ、ブロックチェーンなどのピアツーピア技術に基づく新しいインターネット構想で、Web2.0におけるデータの独占や改ざんの問題を解決する可能性があるとして注目されている。

関連記事:「ウェブ3」を10分で理解する【基礎知識】

支援金額に応じてDAOトークンと専用のアイコンNFTを付与する。同社は「将来的にはビットコインやイーサリアムのような分散型自立組織、DAOを目指していく」としている。3月24日まで購入を募る。

國光DAOのイメージ(フィナンシェの発表文より)

ブロックチェーンを活用したクラウドファンディング事業などを行うフィナンシェは、スポーツチームとの提携を進めてファントークンの展開を拡大している。國光氏は、モバイルオンラインゲームの開発・運営を手がけるgumiの創業者でもある。

|取材、テキスト:菊池友信
|編集:佐藤茂
|トップ画像:フィナンシェの発表文より