FTX USは、まもなく開始予定の株取引プラットフォームへのニーズを把握するために、ウェイティングリストの受け付けを開始した。FTX USのブレット・ハリソン(Brett Harrison)社長が11日、ツイッターに投稿した。
暗号資産(仮想通貨)取引所FTXのアメリカ法人である同社は、暗号資産のスポット取引を提供しているが、Ledger Holdingsの買収による暗号資産デリバティブ市場への参入など、事業拡大を計画している。
競合のeToroは1月、アメリカ顧客に株とETF(上場投資信託)の取引を提供すると発表、BitStampも同様の計画を明らかにした。一方、Robinhood(ロビンフッド)など、主に株取引を提供してきたサービスの多くは、暗号資産取引サービスの提供を始めている。
ハリソン社長は1月、FTX USは株式取引サービスに積極的に取り組んでいるとツイートし、提供予定の機能に触れた。
We’re hard at work on stocks! Features we’re planning for day 1:
— Brett Harrison (@Brett_FTXUS) January 11, 2022
-Live BBO and historical candles
-Stock screening/search functionality
-Basic fundamentals (market cap, P/E ratio, dividend yield)
-Portfolio performance tracking, order/trade details
What else should we have? pic.twitter.com/q2bTpsfuna
「株にハードに取り組んでいる! サービス開始時に予定している機能は以下。
(中略)
他にあった方が良いものは?」
FTX USは1月、ソフトバンクやテマセクなどから4億ドルを調達、評価額は80億ドル(約9100億円)に達している。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:サム・バンクマン・フリード氏(CoinDesk)
|原文:FTX US to Offer Stock Trading Soon