岡三証券、暗号資産のCFD事業開始を発表──ビットコイン、イーサリアムなど5銘柄

岡三証券は3月4日、暗号資産 CFDの取り扱いを始めた。取扱銘柄は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)の5種類。

CFD(差金決済):証券会社などの取引業者に証拠金(担保)を預けて、実際に原資産(株式など)に投資するのではなく、原資産の価格や指数を参照して買値と売値の差損益部分を決済する金融商品(大和証券、金融・証券用語解説より)

ダイレクトビジネス部門を所管する「岡三オンライン証券カンパニー」で取り扱う。同社によると、国内の対面証券による暗号資産CFDの展開は初めてだという。

原則24時間365日取引できることが特徴。岡三オンライン証券の口座を保有するユーザーが利用できる。サービス開始に合わせて、取引量に応じて最大5万円を贈呈するキャンペーンも展開する。

岡三証券は「ビットコインを始めとした暗号資産取扱いのご要望をこれまで多数いただいてまいりました。こうしたご要望にお応えし、このたび、岡三オンライン証券カンパニーにおいて暗号資産CFD の取扱いを開始することといたしました」としている。

|取材・テキスト:菊池友信
|編集:佐藤茂
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