暗号資産(仮想通貨)取引所のCrypto.comは22日、「2022 FIFAワールドカップ」の公式スポンサーになると発表した。ワールドカップの会場に同取引所の名前が表示される。なお、契約金額は公開されていない。
「サッカーほど世界をひとつにするスポーツはなく、FIFAワールドカップほど世界をひとつにするスポーツイベントはない」と同取引所最高マーケティング責任者(CMO)、スティーブン・カリフォウィッツ(Steven Kalifowitz)氏は声明で述べた。
「公式スポンサーとして参加できるブランドは限られ、我々はこの歴史的な大会で暗号資産業界を代表する最初のブランドとなるチャンスに飛びついた」
Crypto.comは2021年11月、ロサンゼルスのシンボルともいえる「ステイプルズ・センター」の命名権を獲得し、「Crypto.com Arena」と改名して話題を呼んだ。命名権獲得の費用は7億ドルと見られており、スポーツ史上最大の命名権取引となった。
プレスリリースによると同取引所は、1000万人以上の顧客にサービスを提供し、アメリカ、ヨーロッパ、アジアにあるオフィスで4000人以上のスタッフを抱えているという。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
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|原文:Crypto.com Nabs FIFA World Cup Sponsorship for Undisclosed Sum