ビットコインETF、2023年までに承認の可能性:Bloomberg Intelligence

ビットコイン(BTC)ETF(上場投資信託)は、暗号資産(仮想通貨)取引所の再定義を行う米証券取引委員会(SEC)のルール変更案を考慮すると、2023年半ばまでにある程度、承認される可能性はあると、ブルームバーグ・インテリジェンス(Bloomberg Intelligence)のアナリストは24日、顧客向け文書に記した。

「取引所の定義の拡大は、暗号資産プラットフォームをSECの規制フレームワークの下に置くことによって、ビットコインETFに対するSECの主要な反対意見を排除することにつながる」(Bloomberg Intelligence)

さらに「暗号資産取引所がコンプライアンスを準拠すれば、SECがビットコインETFを却下する主な理由はもはや効力がなく、承認への道が開かれる可能性が高い」と付け加えた。

ビットコインETFは、2022年11月から2023年5月までのどこかで承認されるという。

SECは投資家保護への懸念を理由に、ビットコインETFの申請をこれまですべて却下、あるいは審査期間を延長している。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
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|原文:Spot Bitcoin ETFs Could See Approvals by 2023: Bloomberg Intelligence