ビットコイン、S&P500と高い相関関係:1Q

S&P500は5.5%下落して第1四半期(1-3月期)を終え、ビットコイン(BTC)もほぼ同じ動きとなった。ビットコインは依然として、S&P500と高い相関関係を示している。

ビットコインは2%下落して四半期を終え、S&P500との相関関係は0.9近くまで上昇した(1が完全な相関、-1が完全な逆相関となる)。

トレーダーは、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化と、ロシアが天然ガスの支払いをルーブル限るとしたことを懸念している。

ビットコインは2022年、過去最悪の年明けとなったものの、3月は約9%上昇し、株式市場のパフォーマンスを上回ることもあった。複数のアナリストは、ソラナ(SOL)、テラ(LUNA)、アバランチ(AVAX)、カルダノ(ADA)などのレイヤー1トークンは、イーサリアム2.0に対する関心の高まりを受けて、2桁%の上昇となり、ビットコインを上回ったと述べた。

ビットコインとS&P500の比較(出典:TradingView)

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:ビットコインとS&P500の比較(TradingView)
|原文:Bitcoin Ends Q1 Closely Following S&P 500