コインチェック、ミンカブとバーチャル株主総会で提携

コインチェックは4月7日、株式情報サービスを手掛けるミンカブ・ジ・インフォノイドと提携したと発表した。コインチェックが展開するバーチャル株主総会運営支援サービス「Sharely(シェアリー)」の普及を促す。

シェアリーを利用する企業は、ミンカブが運営する「Kabutan(株探)」上に招集通知やメッセージなどを掲示できる。企業が株主と良好な関係を築くためのSR活動を、ワンストップで実現できるようになるという。

SR活動:SRは、Shareholder Relations(シェアホルダーリレーションズ)の略。企業の、投資家に対するコミュニケーション活動をIR活動と呼ぶのに対し、株主と良好な関係を築くための活動をSR活動と呼ぶ。(宝印刷株主情報ウェブサイトより)

コインチェックでは、2020年9月からシェアリーの提供を開始。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、バーチャル株主総会を企業が滞りなく開催できるサービスを展開してきた。

コインチェックによると、株主総会やオンライン説明会を投資家とのリレーション構築に活用することや、バーチャル株主総会の出席者を増加させたいという企業のニーズが顕在化しているという。

|取材・テキスト:菊池友信
|編集:佐藤茂
|トップ画像:コインチェックの発表文より