イーロン・マスク氏、ツイッターの取締役就任を辞退

イーロン・マスク氏がツイッター社の取締役に就任しないことが明らかになった。

「イーロンの取締役就任は4月9日に正式に効力を発揮する予定だったが、イーロンは同日朝、取締役に就任しないと伝えてきた。私はこれがベストと信じている」とツイッターのCEO、パラグ・アグラワル(Parag Agrawal)氏はツイッターに投稿した。

アグラワル氏は、マスク氏が同社の筆頭株主であることに変わりはなく、同社がマスク氏の意見を受け入れることに変わりはないと付け加えた。「我々は、取締役か否かにかかわらず、株主からの意見を今までも、これからも大切にしている」。

マスク氏のような大株主には通常、取締役会の席が提供され、会社のマネジメントや事業の進め方について投票する権利がある。

先週、マスク氏のツイッター株購入が伝えられたことで、ドージコイン(DOGE)が10%上昇するなど、市場は広く上昇した。しかし、今回の発表にはすぐには反応しなかった。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Twitter CEO Says Elon Musk Will Not Join Board