新たに登場したNFTコレクション「Moonbirds」は16日の販売開始直後から大人気となり、わずか数日で最大規模のNFTコレクションとなった。
1万枚の画像で構成されるコレクションの売上高は6万9000イーサリアム(約2億700万ドル、約260億円)にのぼり、当記事執筆時点で最低販売価格は21.3イーサリアム(約6万4000ドル、約820万円)となっている。
Moonbirdsは、NFTマーケットプレイス「OpenSea」のデータをみると、Azuki(5万イーサリアム)とBored Ape Yacht Club(3万5000イーサリアム)を抑えて、売上高トップとなっている。
NFT市場が減速傾向にあるなかで、鮮烈なデビューを飾ったが、Moonbirdsに対しては、高額な価格、開発者によるレアキャラの買い集め疑惑など、問題を指摘する声もあった。
プロジェクトのウェブサイトによると、Moonbirds保有者には、専用ディスコードへのアクセスや限定イベントなどが用意されるという。また「Project Highrise」という独自メタバースも計画しており、Moonbirdsを長期保有し、将来的な有用性を高めることを推奨している。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Moonbirds
|原文:Moonbirds NFTs Fly on Debut, Clocking $200M in Sales