ビットコイン(BTC)マイニングを手がけるアルゴ・ブロックチェーン(Argo Blockchain)の2022年第1四半期(1-3月期)の純利益は160万ポンド(約210万ドル、約2億7000万円)、前年同期比で90%以上の減少となった。同社が17日、発表した。
ロンドンに拠点を置き、ロンドン証券取引所(LSE)に唯一上場しているビットコインマイニング会社である同社は、ビットコインが1年前は6万ドル近くだったことに対し、第1四半期の大半は4万ドル台だったことなどを理由にあげた。
売上高は前年同期比9%増の1490万ポンド、2021年を通して同社のハッシュレートが上昇したことが要因という。ビットコインマイニング数は470、前年同期は387ビットコインだった。同社は第1四半期末時点、2700ビットコインを保有している。
アルゴ・ブロックチェーンは最近、マイニングマシンの購入費用としてニューヨーク・デジタル・インベストメント・グループ(NYDIG)の子会社から7060万ドル(約91億円)を借り入れた。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
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|原文:Argo Blockchain Q1 Net Income Plunges 90% to $2.1M