米コインベース、フォーチュン500に選出──暗号資産企業で初めて

米暗号資産取引サービス大手のコインベース(Coinbase)が、売上高全米トップ500社のリストである「フォーチュン500」に、暗号資産(仮想通貨)企業として初めて選出された。

同社の2021年度の売上高は78億ドル(約9900億円)超、23日に発表された2022年のリストで437位となった。同社は2021年4月にナスダックに上場した。

フォーチュンのアリソン・ションテル(Alyson Shotell)編集長は、コインベースを「新型コロナウイルス感染拡大という異常事態の下で成功した、複数のパンデミック・ウィナー」の1社と位置づけている。

大手小売のウォルマートが売上高約5730億ドル(72兆7000億円)で10年連続のトップ。アマゾンが約4700億ドル、アップルが約3650億ドルで続いた。

フォーチュン500の企業はアメリカの国内総生産の3分の2を占め、売上高合計は約16兆1000億ドル(約2040兆円)にのぼる。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
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|原文:Coinbase Enters Fortune 500 List of Biggest US Companies