暗号資産(仮想通貨)取引所フォビ・グローバル(Huobi Global)は、中国人ユーザーをブロックしたことで収益が急落し、従業員の30%以上を削減する可能性がある。中国の暗号資産ジャーナリスト、コリン・ウー(Colin Wu)氏がツイートした。
1000人以上の従業員から、少なくとも300人を削減する見込み。中国で暗号資産取引が禁止されたことで、フォビは2021年9月から中国でのサービスを徐々に停止し、12月31日にすべてを停止した。
EXCLUSIVE: Cryptocurrency exchange Huobi will start layoffs, which may exceed 30%. The main reason is the sharp drop in revenue after the removal of all Chinese users. Previously, Bybit also announced a layoff plan. pic.twitter.com/jbRG2Aew5G
— Wu Blockchain (@WuBlockchain) June 28, 2022
CoinGeckoによると、インド洋に浮かぶセーシェルに拠点を置くフォビ・グローバルは、1日の取引高が約12億ドルに達する大手暗号資産取引所。
先週、ライバル取引所のバイビット(Bybit)は同様のコスト削減策を発表し、従業員の30%を解雇した。
それ以前には、米コインベース(Coinbase)が1100人以上のレイオフを発表している。ブロックファイ(BlockFi)とクリプトドットコム(Crypto.com)も合計400人をレイオフした。
フォビにコメントを求めているが、まだ返答はない。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Huobi Global Could Cut Over 30% Workforce as China Crackdown Leads to Fall in Revenue