エルサルバドルのナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領は6月30日、80ビットコイン(BTC)を1ビットコインあたり1万9000ドルで購入したと述べた。
「ビットコインは未来! 安く売ってくれてありがとう」とブケレ大統領は、40件の購入(合計152万ドル、約2億600万円)を示すスクリーンショットとともにツイートした。
El Salvador bought today 80 #BTC at $19,000 each!#Bitcoin is the future!
— Nayib Bukele (@nayibbukele) July 1, 2022
Thank you for selling cheap 😉 pic.twitter.com/ZHwr0Ln1Ze
エルサルバドルの前回のビットコイン購入は5月、500ビットコインを総額1530万ドルで取得し、1ビットコインあたりの価格は3万744ドルだった。
大統領の発表をもとにしたCoinDeskのデータによると、エルサルバドルが保有するビットコインの価値は55.03%減少している。9月から現在まで、2301ビットコインを総額1億390万ドルで取得したが、現在の価値は4660万ドル。
アレハンドロ・ゼラヤ(Alejandro Zelaya)財務大臣は6月13日、ビットコインの保有高は政府予算の0.5%未満であり、価格下落が財政状況に及ぼすリスクは「極めて小さい」と述べている。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:El Salvador Purchases 80 Additional Bitcoin at $19K, President Bukele Says