ジェネシス・グローバル・トレーディング(Genesis Global Trading)のCEO、マイケル・モロ(Michael Moro)氏は7月6日、スリー・アローズ・キャピタル(Three Arrows Capital)は大口取引先と述べた。スリー・アローズは多額のマージンコール(追い証)に対応できず、7月1日に米連邦破産法15条を申請している。
モロ氏はその後、ジェネシスは親会社デジタル・カレンシー・グループ(Digital Currency Group:DCG)と協力してリスクの分離を続けており、DCGは、スリー・アローズに対するジェネシスの一部の負債を肩代わりしていると述べた(DCGは米CoinDeskの親会社でもある)。
先週、米CoinDeskは、ジェネシスはスリー・アローズへの投資も一因となって数億ドルの損失を出し、DCGが支援に動く可能性が高いと伝えていた。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:ジェネシス・グローバル・トレーディングのマイケル・モロCEO(Michael Moro)氏(Morgan Brown/CoinDesk/Shutterstock)
|原文:Genesis Confirms Exposure to Three Arrows Capital