フィナンシェが7.7億円を調達、トークン型クラファン事業を拡大

ブロックチェーンを基盤技術に、トークン型クラウドファンディング事業やNFT事業を展開するフィナンシェが、7億7000万円の資金を調達した。

スポーツチームやインフルエンサー、アーティスト、アイドルなどがデジタルトークンをファンやサポーターに発行・販売して資金調達を行うプラットフォーム事業の拡大を図る。

フィナンシェが8月5日に発表した内容によると、今回の調達ラウンドには既存株主のB Dash ベンチャーズの他に、MTG Ventures、Headline Asia、(Infinity Ventures Crypto)、アミューズ、Dawn Capital、W venturesなどが参画。フィナンシェが調達した資金は13億円に達した。

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2019年1月に設立されたフィナンシェは、ブロックチェーン技術を使ったクラウドファンディングサービスの「FiNANCiE」を運営しており、J1サッカークラブの湘南ベルマーレやアビスパ福岡などが同サービスを利用している。

モバイルオンラインゲームの開発・運営を手がけるgumiの創業者で、投資家の國光宏尚氏が昨年8月に、同氏が共同創業したフィナンシェの最高経営責任者(CEO)に就任している。同氏は昨年7月、自身が創業したgumiの取締役会長を退任。これまでに、多くのブロックチェーン関連プロジェクトへの投資を行っている。

|編集:佐藤茂
|画像:フィナンシェの発表文より