ジェネシス・グローバル・トレーディング(Genesis Global Trading)は、Three Arrows Capital(スリー・アローズ・キャピタル)の破綻に関連した損失により、260人の従業員の20%を削減し、マイケル・モロ(Michel Moro)CEOが退任すると、ブルームバーグが伝えた。
ジェネシスは、米CoinDeskの親会社でもあるDigital Currency Group(DCG:デジタル・カレンシー・グループ)が保有している。7月に破綻した暗号資産ヘッジファンドのスリー・アローズに対して、12億ドルを請求していた。DCGは同月、その請求と関連する負債をジェネシスから引き受けている。
後任として、2020年にジェネシスに入社した最高執行責任者(COO)のデラル・イスリム(Derar Islim)氏が暫定的にCEOに就任する。
「今日発表している変更と投資は、現在および将来の顧客ニーズに応えるためにサービスを拡大し続け、優位性を高めることへのコミットメントを確認するもの」とイスリム氏は声明で述べた。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:ジェネシス・グローバル・トレーディングのマイケル・モロCEO(Morgan Brown/CoinDesk/Shutterstock)
|原文:Crypto Broker Genesis Cutting 20% of Workforce as CEO Michael Moro Exits