NFTマーケットプレイス最大手のオープンシー(OpenSea)は9月20日、レイヤー2ソリューションのアービトラム(Arbitrum)をサポートする予定と述べた。
すでにアービトラム上で発行されている複数のコレクションをサポートするという。オープンシーは現在、イーサリアム(Ethereum)、ポリゴン(Polygon)、クレイトン(Klaytn)、ソラナ(Solana)に対応している。
NFT Scanによると、アービトラムでのNFTの総取引高は9722イーサリアム(ETH)。イーサリアムブロックチェーンの約2350万ETHとは比べものにならない。
イーサリアムブロックチェーンが9月15日に大規模アップグレード「Merge(マージ)」を終えたことで、アービトラムのようなロールアップソリューションによるスピードアップやコスト削減の必要性は小さくなる可能性がある。
とはいえ、オープンシーは複数のプラットフォームをサポートすることに楽観的。「今回の取り組みはWeb3の未来という我々のゴールを構築するためのファーストステップ。そこでは人々は自分が欲しいと思うNFTに、自分の好きなチェーンでアクセスできる」とツイートしている。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:OpenSea(キャプチャ)
|原文:NFT Marketplace OpenSea to Support Ethereum Roll-Up Arbitrum