米CoinDeskは「2022 Best Universities for Blockchain Rankings」を発表。トップ10大学にアメリカから3校がランクインした一方で、興味深いことにシンガポールから2校が入った。
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さらに調査の過程で最も興味深かったことは、研究論文の集中度。論文が世界のどの地域で発表されているのかを調べると、アジアが圧倒的に多く、その差は歴然としていた。
論文発表数トップ10のうち60%はアジアの大学で、トップ100には24校が入り、そのうちトップ50に入らなかったのは7校だけだった。
アメリカの大学は予想を裏切り、論文数トップ20に入った大学は0校。MIT(マサチューセッツ工科大学)が23位、論文数トップ50には他に4校が入った。
一方、オセアニア、特にオーストラリアは圧倒的な優位を示した。オーストラリアから5校が論文発表数トップ20に入り、人口は2%未満にもかかわらず、ランクインしたアジアの大学の約半数を占めた(完璧な指標ではないが、興味深い指標といえる)。
ニューサウスウェールズ大学、シドニー工科大学は論文発表数トップ10に入り、特にニューサウスウェールズ大学は香港理工大学に次ぐ2位となった。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk
|原文:Best Universities for Blockchain 2022: Where In the World Is the Most Research Being Produced?