世界最大級の資産運用残高と資産管理残高を誇り、全米最古の銀行の流れを汲む米金融大手バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)は10月11日、カストディ(保管・管理)サービスに暗号資産(仮想通貨)を追加したと発表した。
現状、資産運用会社は、証券保有に関連したバックオフィス業務をBNYメロン(あるいは他のカストディ事業者)に依存している。つまり、暗号資産投資に関心を持つ資産運用会社は、暗号資産を扱う会社を探してカストディを依頼する必要がある。
BNYメロンは今後、そうした資産運用会社に対して、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)へのアクセスや移動に必要な暗号鍵の保管や、従来の帳簿管理機能を提供するという。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
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|原文:BNY Mellon Starts Crypto Custody Service