ハロウィーンが迫って来ている。私のように、どんなコスチュームを着るか考えるのを先延ばしにしていた人も、心配ご無用。CoinDeskでは、家にあるもので作れる、暗号資産をテーマにしたコスチュームのリストを用意した。
弱気市場を言い訳に、コスチュームを買わなかったことにすれば良いのだ。何に扮しているのかと聞かれたら、暗号資産トレーダーと答えて、空っぽの財布を取り出し、すっからかんのジェスチャーをすれば良い。皆痛いほどに分かってくれるに違いない。
超ものぐさな人向けの安価なものから、手の込んだものまで、上から順に並べてある。自分らしいコスチューム作りに役立てて欲しい。
ブロックチェーンフォーク:フォークは持っている?それは良かった。次にどこに行くか友達に聞かれたら、フォークを高々と掲げて、「フォークすれば(別々の道を行けば)良いんじゃない?」と提案してみよう。
Merge(マージ):合流(merge)を意味する道路標識を盗んで、引きずっていこう。
ホワイトペーパー:大量のルーズリーフを全身に纏ってみよう。
マージンコール:「マージン」と書かれた白いTシャツを着て、電話を持って登場してみよう。
ブロックチェーン伝道師:こちらはコスチュームというよりパフォーマンス。宣教師の格好をして、「暗号資産の時代がやって来た。法定通貨の終わりは近い」と説教して回ろう。
3本の矢:破綻したヘッジファンド、スリー・アローズ(3本の矢)・キャピタルにちなんで、矢が頭を射抜いているように見える頭飾りを用意しよう。さらに本格的にするには、知らない人に、友人のスー・チューとカイル・デイビス(スリー・アローズの創業者で現在逃亡中)を見なかったか聞いてみよう。「ついさっきまでここ居たんだけど」とでも言って。
ブラッド・ガーリングハウス:リップル(Ripple)の共同創業者ブラッド・ガーリングハウス(Brad Garlinghouse)氏の名前を文字って、ブラッド(血)まみれのガーリングハウス氏になってみよう。
弱気相場:英語で弱気相場を表すbear(クマ)が清掃員の格好をして、「役に立たないものを選り分けている」様子を表現しよう。
「お前のサイズ(規模)では規模とは呼べない」:テラ(Terra)の創業者ドー・クォン氏の有名な発言にちなんで、明らかに小さ過ぎる服を着てみよう。
投資のアドバイスではありません:サファリに行くべンチャーキャピタリストのような格好をしてみよう。ただし、あらゆる会話を「これは投資のアドバイスではありません」で締めくくろう。
プルーフ・オブ・ステーク(ステーキの証拠):虫眼鏡と、ステーキハウスの極小の画像を持ち歩こう。何が見えるか人々に聞いてみれば、なんと、ステーキだ!
プルーフ・オブ・ワーク(業績の証明):暗号資産スタートアップのOKR(目標と成果指標)を印刷して、今四半期に成し遂げたことを皆んなに自慢しよう。
マークルツリー(暗号資産で使われるデータ構造):アンゲラ・メルケル(Merkel:マークルとも読む)のマスクと、木(ツリー)のコスチュームを組み合わせてみよう。
インフレに対するヘッジ:値上がりの画像を示すLEDスクリーンが付いた垣根(ヘッジ)の格好をしてみよう。しっくりくるコスチュームかと聞かれればそうでもないが、ビットコインもインフレに対するヘッジとしては機能しなかったので、ぴったりだ。
タングステンキューブ:暗号資産関連のツイッター界で人気となった、高密度のために非常に重いタングステンを施した段ボール箱を被ってみよう。さらに面白くするためには、友達に自分を持ち上げてくれるよう頼もう。どれほど重たくなったか、驚いてくれるはずだ。
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|翻訳・編集:山口晶子、佐藤茂
|画像:Shutterstock
|原文:Halloween Costumes for Broke Crypto Traders