トークン発行型クラウドファンディングサービスを展開するフィナンシェは、2022年12月1日までに、一部事業において1BLOCK LABとの協業をスタートさせた。
フィナンシェは、モバイルゲーム企業gumiの創業者である國光宏尚氏が代表を務めている企業。一方の1BLOCK LABは、クライアント企業のWeb3市場への参入を支援している企業で、ロサンゼルスと東京に拠点がある。
フィナンシェはブロックチェーン活用型のクラウドファンディングサービス「FiNANCiE」を展開しており、報道発表によると1BLOCK LABとの協業は、FiNANCiEにおいて活動しているエンタメDAOプロジェクト「SUPER SAPIENSS」のNFT展開におけるものという。
SUPER SAPIENSSは、堤幸彦氏と本広克行氏、佐藤祐市氏の映画監督3人とともに取り組む日本初のエンタメDAO(分散型自律組織)プロジェクトだ。
NFT展開で1BLOCK LABの知見を活用
フィナンシェとSUPER SAPIENSSはこれまで、WEBTOONや映像の制作などを進めてきた経緯がある。1BLOCK LABと協業した理由としては、ブロックチェーン関連サービスやメタバースの企画・開発などでの知見をあげている。
プレスリリースでは協業に関し、「協業することで、よりIP創出や世界展開に向けたNFTによる資金調達やコミュニティ形成を促進していきます」と説明。その他、TwitterスペースにおけるコラボAMA(Ask Me Anything、「何でも聞いてください」を旨とするライブ配信など)やコラボAL(Allow List、優先購入権)キャンペーンなどを予定していると述べた。
|文・編集:coindesk JAPAN編集部
|トップ画像:フィナンシェのプレスリリースより