gumi、総額70億円を資金調達──メタバース事業を加速

モバイルオンラインゲーム事業を主力とするgumiは12月22日、SBIホールディングス、スクウェア・エニックス・ホールディングスと資本業務提携契約を締結し、第三者割当増資で総額70億円の普通株式を発行すると発表した。発行価格は1株708円、SBIの持ち株比率は22.45%となり、筆頭株主になる見込みだ。

今回の資金調達の目的は、ブロックチェーンゲームなどのコンテンツ開発を含むメタバース事業の加速。gumiはすでにNFTゲームを配信しているが、今後は有力コンテンツを活用したトークン発行・上場やトークンエコノミー形成なども視野に入れている。Web3.0における金融のノウハウを有するSBIと人気IP・コンテンツ開発力を有するスクウェア・エニックスとの戦略的提携といえる。

|文・編集:coindesk JAPAN編集部
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