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レイヤー1ブロックチェーン、アプトス(Aptos)の暗号資産が年初から上昇、1月25日には史上最高値を更新した。
暗号資産アプトス(APT)はCoinDeskのデータによると1月1日以降で400%以上の上昇。24時間でも40以上上昇し、18.30ドル付近となっている。
この上昇は、どちらも年初から30%以上上昇しているビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を上回る。
だが、アプトスの資金調達率は依然としてマイナスであり、トレーダーが、上昇は短命と予想していることを示している。
市場動向
ビットコイン(BTC):24時間でほぼ横ばいとなり、2万2950ドル付近。4日にわたる上昇の後、利益確定の動きも見られ、一時2万2500ドルを割った。日本時間26日11時30分頃には2万3000ドルを回復している。
イーサリアム(ETH):24時間で約2.1%下落、1580ドル付近。
ドージコイン(DOGE)と柴犬コイン(SHIB):それぞれ約2.6%、約3.3%上昇。
アクシー・インフィニティ(AXS):P2E(プレー・ツー・アーン)のアクシー・インフィニティは23日に4カ月ぶりの高値13.94ドルに達し、24日には約13%上昇し、その後も上昇を続けた。24時間では約2%上昇。
株式市場:ナスダック、S&P500、ダウ平均はいずれも1%満たない下落となった。
最新価格
●CoinDesk Market Index(CMI):1,089.09、+0.7%
●ビットコイン:23,680ドル、+3.6%
●イーサリアム:1,624ドル、+1.9%
●S&P500:4,016.22、0.0%
●ゴールド:1,948ドル、+0.7%
●米国10年債利回り:3.46%、0.0%
市場分析
デリバティブ市場は、ビットコインに対するポジティブなセンチメントを示している。現状、ビットコインは、先物価格がスポット価格を上回る「コンタンゴ」状態にある。
伝統的な市場では、先物とスポットの価格差は資産の輸送・保管コストに基づくため、コンタンゴはしばしば弱気サインとなる。一方、保管コストがほとんど問題にならないビットコインでは、コンタンゴは単に先物市場での買いの増加を表し、強気センチメントを示すと考えられる。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk
|原文:Crypto Markets Today: Layer 1 Blockchain Token Aptos Reaches Record High