スマートコントラクト技術を市場に提供するプラットフォームのファントム（Fantom）はビルダー、パートナー、ユーザーに、予測可能で予算に見合ったシステムを提供するために、ステーブルコインのfUSDのバージョン2の導入を計画していると、開発者が週末の投稿で述べた。リリースの日程は明らかにしていない。
新しいバージョンでは、利害関係者がファントム（FTM）またはfUSDのいずれかで手数料を配分することで、使用状況に基づいてコストを予測できるようになると開発者は述べている。これにより、プログラマーはユーザーのために追加のプロダクトを構築し、より一貫したシステムを提供できるようになるという。
ステーブルコインは、米ドルなどの法定通貨に固定されたトークンで、多くの場合、トークンまたは他のトークンのバスケットによって裏打ちされている。
ファントムのユーザーは、FTMを使ってfUSDを鋳造し、システム上に構築された融資、取引、借り入れなどの分散型金融（DeFi）アプリケーションにアクセスすることができる。新しいバージョンへの移行により、fUSDの負債が裏付けとなるFTMと同等かそれ以上のポジションは清算される。清算は、トレーダーがレバレッジ取引を継続するための資金が不足した場合に行われる。
fUSD migration & liquidations https://t.co/vj4UAagaoX
— Andre Cronje (@AndreCronjeTech) January 29, 2023
ユーザーがポジションを決済できるように、ファントムはスワップツールを構築し、ユーザーがステーブルコインのDAIをfUSDにスワップし、未払い債務を決済できるようにしている。
｜翻訳：coindesk JAPAN
｜編集：井上俊彦
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｜原文：Fantom Blockchain to Release Version 2 of fUSD Stablecoin
