近年、アメリカ軍とさまざまなプロジェクトを行ってきたインディアナ州のブロックチェーン企業シンバチェーン(SIMBA Chain)が、3000万ドル(約39億円)の資金増額を受けた。
1月31日のアメリカ空軍(USAF)の発表によると、同軍は「将来の優位性を確保する可能性のある技術を特定し、進歩させる」という目的の一環として、シンバに対する3000万ドルの戦略的資金増額(STRATFI)を承認した。
シンバは2020年にUSAFから150万ドル(約2億円)を受け取り、サプライチェーンのためのブロックチェーン技術を研究・開発し、翌年にはさらに150万ドルを受け取ってアメリカ海軍(USN)のために同様のものに取り組んだ。
したがって、3000万ドルのSTRATFIはシンバへの投資を大幅に増やしたことを意味しており、おそらく、アメリカ軍が武器やその他の装備のサプライチェーンを確保するためにブロックチェーン技術が非常に重要であると考えていることを反映している。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:井上俊彦
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|原文:Blockchain Company SIMBA Chain Received $30M Funding Increase From US Air Force