事実を正確に──心臓病を公表した人気NFT創業者からの手紙

米CoinDeskは、人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」を手がけるユガラボ(Yuga Labs)の共同創業者ワイリー・アノロウ(Wylie Aronow)氏の手紙をそのまま掲載した(一部、不適当な単語や小さな文法の誤りは編集している)。


現実離れしたような数週間だった。知らない人のために言っておくと、かなり深刻な症状を1年間無視した後、広範な検査を受けた結果、心不全との診断を医師から電話で知らされたばかりだ。

一般的に、あと5年生きられる確率は50%であることも知らされた。何をするべきか医師に尋ねたところ、最高の心臓専門医に診てもらう必要があることに加えて、暮らしを一変させる必要もあると告げられた。

そこですぐに取り掛かった。ユガラボでの業務のほとんどは信頼できる人に任せつつ、できる範囲でアドバイスする余地は残した。優れた心臓専門医に診てもらう予定で、サプリメントから集中的な治療、抜本的な食生活の見直しまで、あらゆる面をケアしてくれる総合的な専門家にも協力してもらっている。文字通り、暮らしを一変させている。

私の今週の目標は、自然の世界と再びつながることだった。2年間休みなく、1日12時間コンピューターの前に座って、成功を収める企業を経営し、カフェインを過剰に摂取してきた。そのような生活から離れることは、世界最長のローラーコースターを降りるような感覚だった。パートナーと愛犬と一緒にビーチに座り、頭をクリアにさせた。家に帰ると、携帯が鳴った。長年話したこともなかった、カリフォルニアに住む古い友人からだった。

「おい、何だよ。死にそうだって話を読んだよ」と彼は言った。

「あぁ、俺のツイートを読んだのか?」と私は聞いた。

すると彼は「いや、俺のフィードに送られてきた記事に書かれていたんだ。お前たちがナチスという陰謀論が繰り広げられていたよ。一体何が起こっているんだ?」と言った。

それはここ1年、私自身も繰り返した疑問だった。「一体何が起こっているんだ?」

残念ながら私は陰謀論には慣れている。私が小さい頃、父親が殺された。彼はパワーボートを作る職人で、レーサーとして世界チャンピオンに輝いたこともあった。

名を知られた暮らし、1980年代のマイアミのワイルドさ、そして彼の殺害事件が何年も未解決だったことから、多くの陰謀論が私の周囲に広がり始めた。本も書かれたし、ドキュメンタリー番組も作られた。要領を得ず、一貫していない内容のWebサイトも登場した。

殺し屋とその雇い主が逮捕、投獄された後も、イカれた人たちがますます奇妙な嘘を生み出し続けた。同じ学校に通うクラスメートから、「お前のお父さんってCIAのために麻薬を密輸してたんだろ?」とか、「お前のお父さんが麻薬カルテルで仕事をしていて、マフィアに殺されたって聞いたぞ」などと言われた。そんなことが何年も続いた。母親に話をするたびに「時間が経てば真実が明るみに出るわ」と彼女は答えた。

それから30年間、勝利を収めた真実がどれほど少ないかを示すかのように、数年前には陰謀論の本をもとにして、ジョン・トラボルタ氏が私の父親役を演じた映画『Speed Kills』が公開された。母親はひどく心を痛めた。

「一体何が起こっているんだ?」と思わされるような、私たちがナチスを象徴するメッセージを込めた秘密のキャンペーンを繰り広げているという、すでに名誉毀損防止同盟(Anti-Defamation League:ADL)が嘘と結論づけている陰謀論の中身を細かく説明することが、回復に向けた最初の1週間になるとは思ってもみなかった。しかし、そうすることにする。2つのことが、明らかになったからだ。

  1. 事実関係をはっきりさせない限り、陰謀論から自由になり、自分を癒すことはできない。
  2. 真実は、勝手に明るみに出たりしない。

一体何が起こっているのか?

このような陰謀論は単に嘘であると、すでに公に示してきたと改めて語ることから始めよう。共同創業者の仲間の中には、宣誓したうえで証言した人もいるほどだ。私がこの文章で、単に嘘に反論していると考える人がいたら、それは間違い。私がここに書いていることのすべては検証可能な真実であり、まもなく私自身も宣誓して、このような完全な嘘に反論するつもりだ。

ここ1年、私と共同創業者たちは、きわめて過激なオルタナ右翼、あるいは極右利益集団に代わって、ナチスの秘密メッセージを埋め込んでいるという陰謀論にさらされてきた。

陰謀論によると、わたしたちはBAYCコレクションに、わかりにくい形でヒトラーを彷彿とさせる要素を意図的に組み込んだという。どうやら、ウサギの耳の形は、ヒトラーとウサギの耳のミームと関連していて、Bored Ape Kennel Clubはヒトラーが犬好きだったという事実と関連しているらしい。

サイボーグのような目の形は、「サイボーグ・ヒトラー」というミームと関連していて、宇宙服のTraitは、「宇宙ヒトラー」というミームと、赤ちゃん帽を被ったキャラクターはヒトラーの子供時代に関するミームと、ドラッグをやっているキャラクターはヒトラーがLSDをやっていたというミームと、コレクションの中のドレスは、ヒトラーが女装するのが好きだったというミームと、雑誌『ローリング・ストーンズ』の表紙を背景にバンジョーを弾くキャラクターは、ヒトラーがバンジョーを弾くミームと、故郷のマイアミでイベントを開催した事実は、ヒトラーのヨットがマイアミ沖で沈没したことと関連していたらしい。

リストをもっと続けることもできるが、概要はだいたいつかめただろう。

しかしこのような嘘は、インターネットの世界だけにあるわけではない。何度も殺害予告を受け取った。昨日も脅迫を受けたばかりだ。自宅に知らない人がやってきたこともある。こんなことは、もう終わりにしなければならない。

デタラメを暴く

本当に勘弁してほしい。私も含め共同創業者の4人は全員、笑ってしまうほどのリベラルだ。長年にわたって、進歩主義的な候補者たちばかりに寄付や投票をしてきた。

私はバーニー・サンダース氏が大統領選に立候補したときには、彼に2度投票した。4年間付き合っているパートナーとの2度目のデートは、彼の集会だった。私たちの政治家への寄付の履歴については、連邦選挙委員会のWebサイトから確認できる。

次に私は、アシュケナージ系ユダヤ人である。私の父は、ロシア系ユダヤ移民の息子だった。共同創業者たちも皆、移民の子どもだ。グレッグ・ソラノ(Greg Solano)はキューバ系アメリカ人、ケレム・アタレイ(Kerem Atalay)はトルコ系アメリカ人、ゼシャン・アリ(Zeshan Ali)はグアテマラ系パキスタン人だ。

バカげた陰謀論のネタにされ、1年以上も世間の目にさらされてきたが、私や共同創業者たちを知る人の誰一人として、これらのでっち上げを裏付ける証言をしてはいない。

ユガラボを創業するはるか前の2014年、好きな小説と嫌いな小説についての新聞インタビューの中で、私ははっきりとヒトラーを非難している。陰謀論者たちはこのことに、あまり触れたくないようだ。

最も頻繁に聞かれる嘘の対象となっているのは、BAYCのロゴだ。これについても深く取り上げるが、まずは、他の陰謀論のいくつかに反論していこう。

Bored Apes

BAYCは、「クリプト・ツイッター」と呼ばれる暗号資産関係者たちのツイッターコミュニティのエネルギーとワクワク感へのオマージュとして生まれた。

初期に暗号資産やNFTを買い始めた人たちは、何百万ドルもの資産を保有しているのに、ツイッターのプロフィール画像には面白いアニメや動物の画像を使っていた。最近手に入れたばかりの財産で南フランスにバカンスに出かける代わりに、夜中までミームを投稿したり、一緒にゲームをする仲間を探していた。

彼らは退屈していた。2017年に初めて出会ったときには、心から魅力的なカルチャーだと感じた。オンライン掲示板レディット(Reddit)の「Wallstreet Bets」コミュニティのメンバーだった株式の個人トレーダーたちと同じように、多くの暗号資産トレーダーたちも自らを「エイプ(類人猿仲間)」と考えていた。エイプとは、十分なデューデリジェンスを行わずに、狂ったように投資をすることだ。

だからこそ、最初期に登場し、最も愛されるNFTコレクションの1つである「クリプトパンクス(CryptoPunks)」の中でも、猿のキャラクターが最もレアで、価値あるNFTになっている。

そこで私たちは、Bored Ape Yacht Clubのアイデアを思いついた。「Yacht Club(ヨットクラブ)」の部分は、猿たちのたまり場になっている古びたバーという設定だ。楽しくて、ふざけたものだと示すための方法で、「月に届くほど高騰」し、皆がランボルギーニやヨットを買えるようにしてくれる暗号資産を持ち上げるようなカルチャーに対する批判だった。

猿たちについては、パンクなレザージャケットから、ビンテージの軍装備、ドレス、虹色のサスペンダーまで、組み合わせ可能な170の幅広いデザインを制作した。1980年代のハードコアパンク、1990年代のヒップホップや、銀行マンがレザーを着た男たちや無法者のバイク乗りなどど一緒に時間を過ごしていたウォーホルのアトリエでのパーティーなど、大人になっていく時期に夢中になっていたカウンターカルチャーを思い起こさせるようなものにしたかったからだ。

出典:Yuga Labs

コレクションは不敬でパンクロックな感じを目指したが、誰かを不快な思いにさせようという意図はまったくなかった。そして、巧妙なオルタナ右翼のキャンペーンの一環でも決してない。それでも、もし1人でも、私たちのアートによって不快な思いをした人がいるのだとしたら、それを意図したことは決してなかったことを知って欲しい。コレクションで不快になった人がいた場合には、誠実なフィードバックに常に心を開いてきた。

その良い例が、1年以上前にBored Ape Kennel Clubのチャリティーキャンペーンを立ち上げた時のことだ。当初のコレクションには、旭日旗が含まれていた。この旗がゲーム「ストリートファイター」で使われているのを目にしたことがあり、今でも日本で使われていると考えて、柴犬の生まれた国に敬意を表したいと考えた。

しかし私たちは、アジア系コミュニティの多くの人たちにとって、この旗が持つ意味を理解していなかった。そこで私たちは間違いを認め、このデザインをミント後に変更するオプションを用意した(2021年6月28日付の下記声明を参照)。 

間違いを認め、デザイン変更のオプション提供を知らせるメッセージ
出典:Yuga Labs

寿司職人のはちまき

BAYCを立ち上げた頃、スシスワップ(SushiSwap)が人気のDEX(分散型取引所)になっていた。デザインの1つとして、スシスワップに敬意を表したいと考え、「寿司職人のはちまき」を制作した。

正直に言って、簡単にGoogle検索をした結果を参考にしただけだった。よく知られていないオルタナ右翼のミームを参考にしたものでないことは間違いない。はちまきは、世界中で身につけられている。私たちのコレクションに含まれるバージョンには、「神風」と書かれていて、特攻隊が身につけていたものと同じだと聞かされていた。こうしたはちまきは、ポップカルチャーの一部となっており、今でも販売され、身につけられている。誰かを不快にさせたり、ファシズムへの秘密のコードにすることを意図したものではない。

「寿司 職人 はちまき」の検索結果
出典:Yuga Labs

アロハシャツ

170のデザインの1つであるアロハシャツが、半自動小銃を持ち、アロハシャツを着て集会に参加する「Boogaloos」と呼ばれる極右/オルタナ右翼をテーマにしたものだという陰謀論がある。

アロハシャツを選んだ時、そんな集団が私たちの頭に浮かんだことはまったくない。「Hawaiian shirt(アロハシャツ)」とGoogle検索すると、私たちのコレクションのシャツが表示される。

なぜか? テレビ番組『私立探偵マグナム』の中で、主人公を演じるトム・セレック氏が来ていたシャツであり、おそらく最も有名なアロハシャツの1つだからだ。本当に勘弁して欲しい。「ヨット・クラブ」と名付けたコレクションなのだし、洋服のオプションとして、とても優れたものだと感じている。

アロハシャツを着たトム・セレック氏とアロハシャツを着たBAYCコレクションの1つ
出典:Yuga Labs

BAYCのロゴ

ユガラボのワッペン系のロゴは、ナチスの紋章からインスピレーションを得たものであり、歯が18本のBored Apeのガイコツは、ヒトラーをテーマにしたものだと批判されてきた。これは誤りだ。この事実については、宣誓したうえで繰り返し主張してきたし、これからも繰り返し主張していく。

名誉毀損防止同盟は2022年2月、BAYCのロゴとナチスの紋章の間には関連がないと認定した。しかし陰謀論者たちはこれを無視し、「バイクワッペン」的なレイアウトが、ナチスの紋章を意図的に模したことの「証拠」であり、ネオナチだと主張している。

私たちはなぜ、猿のガイコツを選んだのか? コレクションの名前は「Bored Ape Yacht Club(退屈した猿のヨットクラブ)」であり、猿たちが「Bored to Death(死ぬほど退屈している)」というアイデアが気に入っていた。この文言をグッズにも使用しているほどだ。

この陰謀論を受け入れるには、私たちのロゴのデザインは、他の何万ものバイククラブのワッペン型ロゴとほぼ同じで、その他多くのパンクロック風のデザインや海洋関連のワッペンにも似ているという事実を無視しなければならない。下の例は簡単に見つかるもので、他にも文字通り、何千もの例をあげることができる。

出典:Yuga Labs

「『ape skull cartoon(猿 ガイコツ イラスト)』と検索して、最初に出てきた画像の方がナチスのものよりはるかにBAYCのロゴに近い。この画像こそ、彼らがロゴ作りで参考にしたものと言ってもよいだろう」

下の画像は、ロゴのデザイナーが2021年3月30日に、私たちからの指示を受けて提案してくれた候補案だ。

出典:Yuga Labs

丸いワッペン型ロゴの初期バージョンや、ポーカーのチップ用に見える別案などが含まれている。最終的にポーカーチップの線の入らない、よりシンプルなものの方が気に入った。沼地にあるパンクなバーがテーマだったし、このバージョンは十分にパンクロックな感じがした。さらに、沼地にあるバイククラブのような無愛想で、昔っぽい感じもあった。

大半のバイククラブは、ロゴの片側に「MC」と書かれているので、私たちもBAとYCをそれぞれ横に入れることにした。「motorcycle club logos(バイク クラブ ロゴ)」と検索すれば、この標準的なデザインに馴染みのない人にもわかりやすいだろう。

ロゴ制作に携わったフリーランスのデザイナーは、デザインプロセスを振り返って、次のようにメールで語っている。

「たくさんの種類の『ワッペン型』デザインがある。今日提出したデザインにした理由は、1)最もすっきりして読みやすいと感じられた。2)デザインコミュニティではかなり標準的なものであり、制作が簡単になる。このプロジェクトはかなりスケジュールが厳しいため、その点が魅力的(すべてを2日で仕上げて欲しい感じだったから笑)。あまりすっきりした感じも嫌だったので、縁は少し粗い感じにした」

「デザインコミュニティではかなり標準的なレイアウト」という部分に注目して欲しい。

このデザインがどれほど人気かを示すために、小売店のホールフーズでたまたま見つけた2つの例を紹介しよう。似たようなデザインを近くで探せば、どこにでもあることに気づくはずだ。

出典:Yuga Labs

(編集部注:原文では、さらに複数の事例が紹介されている)

ボーナス写真として、昨年のゼシャンの結婚式での1枚を。一番左が私。

出典:Yuga Labs

回復へ向けて

ということで、私はナチスの一員ではなく、心不全を患っている。

普通の世界の多くの人が、暗号資産やNFTを理解していないことは理解している。懐疑的な気持ちになる人がいることもわかる。この分野には悪人もたくさんいて、FTXの破綻は、業界全体を詐欺師の肥溜めのように思わせている。

しかし、あなたが信じるかどうかは別として、私たちはすべて正直にやってきた。あなたがNFTを好きかどうかは別として、私たちは誠実な会社を運営し、世界中の幅広い人たちが愛する誠実なプロダクトを生み出している。

そういった人が皆、転売して簡単に金稼ぎをするためにNFTを買ったわけではない。Web3や暗号資産が目指すものを信じ、特に世界がより孤独で、人々が家に閉じ込められていた時に、デジタルアイデンティティやコミュニティに属することに恋に落ちた。

そうしたことに共感せず、NFTをバカにしたいのなら、それでもかまわない。あるいはアートの中に何か個人的に気に入らないところがあって、それについて誠実な議論をしたいのかもしれない。それもいいだろう。

しかし、私たち、私たちの家族、私たちのスタッフが、1年以上にもわたってバカげた陰謀論、嘘、ハラスメントにさらされる理由はない。同じように、ジャーナリストたちによって、イメージを壊される理由もない。

ここ2年間、私たちが経験しなければならなかったあらゆることにもかかわらず、私の健康状態が余命数年というところまで悪化したにもかかわらず、生み出したプロダクトやイベントのための困難にもかかわらず、私たちは世界に対してたくさんの善をもたらすことができた。

最初の数カ月だけで、動物のための慈善活動向けに100万ドル(約1億3000万円)以上の資金を集めた。ウクライナに100万ドルを寄付した。ユガラボが保有するApeCoinの6.25%を動物行動学者ジェーン・グドール(Jane Goodall)氏の財団に寄付することを約束した。その価値はこの手紙を書いている時点で、5200万ドル(約68億円)。

私は、私たちがしてきたこと、私たちがNFT業界に与えた影響を誇りに思っている。そしてユガラボがこれから何年にもわたって、メタバースの先端であり続けると信じている。

「私に大きなインスピレーションを与えてきた人物、ジェーン・グドール氏と1日を過ごせたこと、とても光栄に感じている。これまでのワイルドな人生の中で、たくさんの素晴らしい人たちに会ってきたが、ジェーンほどワクワクした人はいない」

このような手紙を書くことは、私たちがどれほど苛立っていたかを示すことになることは十分承知して。恥ずかしいし、自分をさらすような気分だが、最後に、ここ最近最もよく感じることは、感謝の念だということを伝えて終わりたい。

私たちがユガラボを立ち上げた時、素晴らしいアイデアであることはわかっていたし、そのアイデアに反応してくれるコミュニティがあることもわかっていた。しかし実現したことは、私たちの想像をはるかに超えていた。

もっと自分自身をケアすればよかったことは確かですが、ユガラボが生み出し続けているもの、メタバースとその先を形作ろうと追い求めている志をとても誇りに思っている。そして、その旅路の中で会うことができた人たちに心から感謝している。

先日、心不全を発表した時には、何千もの人たちがメッセージをくれた。感謝のメッセージ、回復を祈るメッセージ、サポートのメッセージだ。そうしたメッセージが私にとってどれほどの意味を持つか、想像できないほどだ。情熱にあふれ、クリエイティブで、ポジティブなWeb3コミュニティは、私の人生の新しい章においても、私の人生の一部であり続ける。

しかし今、事実をはっきりさせるという仕事を終えたので、ログオフして、自分の健康をケアすることに専念したいと思う。

愛を込めて

ワイリー・アロノウ

|翻訳・編集:山口晶子、増田隆幸
|画像:Bored Ape Yacht Clubのコレクション(Yuga Labs)
|原文:Setting the Record Straight