2月のデジタル資産投資商品の運用資産残高(AUM)はCryptoCompareが3月2日に発表したレポートによると、2022年5月以来の高水準に達した。
2月のデジタル資産投資商品のAUMは1月から5.2%増の283億ドル(約3兆8200億円、1ドル=135円換算)、増加は3カ月連続。
アメリカでの規制やマクロ経済の逆風に対して市場が神経質になっているものの、AUMの増加は「投資家の強気センチメントとデジタル資産に対する意欲の高まりを示す」とCryptoCompareは述べている。
レポートによると、208億ドルのAUMを誇るグレイスケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)が依然としてこの分野のトッププレイヤーであり、2月は前月から3%増加しているという。
伸び率が大きかったのは、CIギャラクシー(CI Galaxy)と21シェアーズ(21Shares)。それぞれ37%以上、33%以上の増加となった。
資産別では、ビットコイン系が6%以上、イーサリアム系が1.7%以上増加。市場シェアはそれぞれ70.5%、24%となっている。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CryptoCompare
|原文:Digital Asset Investment Products’ AUM in February Reaches Highest Level Since May 2022